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山形県長井市は、山形県の中南部に位置する、人口3万3千人あまりの地方都市です。朝日山系の南端に位置し、東に最上川、西に置賜野川、置賜白川といった一級河川に挟まれた盆地で、古くから交通の要衝として栄えたところです。
市街地の西側にそびえる朝日山系の山並は、通称西山と呼ばれ、木々や山菜、また動物にも恵まれ、縄文の昔からひとびとに親しまれてきました。その麓では、農業や林業などを生業とする人々が、今も生活を続けています。置賜白川といった一級河川に挟まれた盆地で、古くから交通の要衝として栄えたところです。
長井地方の昔からの特産は米作で、米の収量は東北でも群を抜いており、戦国時代の大大名、伊達政宗をして手放したくない土地ナンバーワンだったということです。その他では、漆蝋と青苧が重要な特産品として、主に関東方面に運ばれました。
時代が下がると漆蝋や青苧に変わって、養蚕が盛んになってきます。
養蚕といえば、蚕の繭から生糸をとるものですが、繭のままで出荷することも多かったようで、江戸時代後期(文化文政年間)の文献にも、繭の出荷についての記述が多数見られます。
さて、この地方の製糸業は、単に繭から生糸をとるだけではなく、店から農家に養蚕から機織までを依頼して生地の完成品のみを買い取るという、いわば反物の下請け工場のような形をとる場合が多く、そういう意味で、店側はとても大きな力をもっていました。
最近は、レインボープラン(家庭から出た生ゴミを堆肥にして利用し、それを有機栽培に利用し、それらの作物を家庭で利用する完全循環システムです)で有名になりました。
また、国の天然記念物に指定されている伊佐沢の「久保の桜」や「白つつじ公園」や「あやめ公園」や「はぎ公園」など季節を彩る花でも有名なところです。
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